すべて画像で構成したウェブサイトを作るのはあり?

紙に書いた文章をスキャンしてアップする

ウェブ制作を一から始めようとする人にとって、大きな壁になるのはHTMLとスタイルシートです。両方の知識をある程度持っていないと、オリジナリティのあるデザインでサイトを作ることは難しいです。

わざわざHTMLやスタイルシートの書き方を身につけたくないという人の中には、画像をそのままアップしてホームページにすればいいと考える人がいるかもしれません。たとえば、紙に見出しや本文を書き、それをスキャンして画像データにしたものをサーバーにアップすれば、HTMLやスタイルシートを書かなくて済むというわけです。

確かに、文章を写真に撮ったものでもホームページとして読ませることは可能ですが、問題がかなりあるので、実用化するのは難しいでしょう。

文字データがないので検索できないサイトになる

具体的にどういった問題が出てくるのかというと、まず、一番の問題は検索サイトにデータが収納されないということです。検索サイトは各サイトのHTMLを取得し、解析してキーワードごとの検索表示順などを決めています。しかし、すべてが画像で構成されたウェブサイトを作った場合、文字データが一切ないので、どんなことが書かれているのか解析のしようがありません。そのため、検索サイトでどんなキーワードを入力しようとも、検索結果にアドレスが表示されることがないのです。

また、モニターのサイズによっては、かなり読みづらくなってしまうというデメリットもあります。スマホで読もうとすると、画像がスマホのモニターに合わせて縮小されてしまうからです。

以上の理由から、画像をウェブサイトの一部に使うことは有効ですが、すべて画像で作るのは避けた方がいいといえるでしょう。

コーディングとは、Webページの作成にあたり、デザインを実際にプログラミングすることを指します。HTMLやCSSを使い、文字の体裁を整えたり画像や音声を加工するといった作業が含まれます。